東京脱毛器YouTuber2「まだ脱毛で消耗してるの?」

口コミレビューだけじゃない!脱毛器を選ぶ7つのポイント

そんな俺が最初にあげたのは、家庭用脱毛器の比較動画です。左右の腕で試してみて、その使用感を確かめるみたいな。

アラサー男子続編第1話-2_1
で、動画でも紹介しているんですが、自分的に大事になるのはざっと次のポイントだと思うんですよ。

 

1.痛さ
2.照射範囲、速度
3.効果
4.使いやすさ
5.デザイン
6.うるさくないか
7.また使いたいと思えるか

 

自分の経験で言うと、クリニックの医療用レーザーは「バシッ」っていう感じ。部位によっては痛むし、後で赤くなることもあるんです。でも、家庭用脱毛器なら強さマックスにでもしない限り「ビッ」って感じ。強さが違うんで、痛みの体感レベルも変わってくるんです。

 

こんな風に、家庭用脱毛器にはメリットとデメリットがある。どのメーカーのものかでも変わってくるだけに、自分に合うものを選ぶ必要があるわけです。

 

他に具体例を出すなら、光の照射面積もそう。それが小さいとその分時間がかかります。ヤーマンの『レイボーテグランデ』のように腕の片面を4回でできるような製品もあれば、8回繰り返さなきゃいけないやつもある。光の強さによって照射から次の照射までにどれくらい時間がかかるかとか、あとは軽さも大事。

アラサー男子続編第1話-2_2
持ってる腕が疲れちゃうんでね、どうしても。男でも疲れるから、女性は結構気にしたほうがいいポイントじゃないかなあ。クリニックだと身を任せていればいいだけだけど、自分でやるには根気だけじゃなく体力も必要です。

 

うるさくないかどうかもマンション暮らしだと意外に重要かも。静かなところだと、脱毛の時の音って地味に響いたりするんですよね。夜中にしなければいいだけの話だけど、どうせなら静かなほうが良くないですか?

 

あとは、やっぱり痛みと威力(効果)のバランスが一番大事。腕とかは比較的平気なんですけど、太ももの裏みたいに皮膚の薄い部分になると、どうしても男でも痛くなっちゃうんですよ。お値段的に安いものが、いざ注文して届いてみると思った以上に痛かった……ということもあり得るので。

 

知り合いの女の子で、安い海外製のものをネット通販で買った結果、太ももがミミズ腫れのように赤くなったこともあったんで、皮膚の弱い人は信頼せきる日本製にしたほうがいいでしょうね。

 

そうなった時は安いとは言え何万円はするから、すっごい後悔するんですよね。クリニックだと一旦体験してみて……ってできるけど、ネットで買うことが基本になっている家庭用脱毛器は、その分レビューをたくさん読んで吟味するのがいいと思います。

アラサー男子続編第1話-2_3
こういうことを、自分を被験体にしながら動画で細かく説明していきました。想像してみてください、一見ノーマルそうな成人男性が体をよじらせて脱毛する瞬間を撮影、公開していると(笑) 

 

もちろん、顔はサングラスで隠してるし、誰にも言ってないんで実害とかはありませんけど、画面に収まるように窮屈な体勢で太ももの裏とかに照射してるんですからね。自分的にはすでにもう普通のことになっていたんですけど、どうやらすごい衝撃があったみたいで、ぶっちゃけ冷やかしのコメントも来たりしました。

 

でも、世の中には同じような悩みを抱えてる人って想像以上にたくさんいるんですね。男性から

 

「参考になります!」

 

「わかりやすかったです」

 

「自分も◯◯◯の脱毛器買ってみようと思います」

ってコメントが結構来たんですよ。あるいは、「喉の毛をやってみたい」とか、自分では想像しなかった部位の悩みを持っている人のコメントとか。

 

同性はもちろん、女性からも反響があって、チャンネル登録者数は一気に30万を突破。広告収入も、このままいけば会社の収入をそのうち超えそうな勢いです。テキトーにつけた「まだ脱毛で消耗してるの?」というコピーを悔やむほどですよ(笑) 

毛深い来訪者 脱毛器で彼は変わるのか?

アラサー男子続編第1話-2_4 (Small)
そんなある日のことです、僕のもとに一通のメールが来たのは。「埼玉県に住む20歳の大学生」だと言う彼のメールからは、悲壮感がにじみ出ていまして……現物を見せるのがはやいと思うので、ここに載せますね。

 

「スベ男チャンネル運営者 スベ男さま

 

はじめまして。僕は埼玉県に住む20歳の大学生の猿男といいます。いつも動画、楽しく見ています!

 

いきなり自分語りですみません。じつは、僕は昔からものすごく毛が濃いのがコンプレックスでした。自分でも『世界一毛深いんじゃないか』と思うくらいで、見た目的には人間というよりゴリラに近いです。

 

ツルツルすべすべだったのは小学校中学年までで、発育のはやかった僕は10歳頃には毛深くなり始め、高校生の時には完全にゴリラ。おまけに汗っかきなのもあって、体育の時間になると腕毛が汗でしめる。少しでも首元が緩いTシャツを着ると、チリチリ胸毛が出てしまって「キモい」って言われる……。

 

当然女子にもモテず、童貞街道まっしぐら。まあ、裸になったら真っ黒なギャランドゥを見られちゃうんで、今はまだ全然それでいいんですけど。

 

スベ男さんは昔、すごく体毛が濃かったといいますが、正直まったく想像できません。もしその言葉が本当なら、僕も同じくらい綺麗な肌になれるんでしょうか? メンズ脱毛に行くのも恥ずかしいし、そこまで大金を稼ぐのも大学生には難しいので、家庭用脱毛器を買おうと考えているのですが、こんな僕にでも効くんでしょうか? 真剣な悩みなので、教えてもらえると嬉しいです。 猿男」

 

俺はこのメールを見た瞬間、正直涙が止まりませんでした。だって、そこにはかつての自分の姿があったんですからーー。毛深いのが嫌で、真夏でも半袖も短パンも履けない。当然蒸れるんだけど、周りの男子は体毛が薄いやつばかりで相談もできない。

 

女子みたいに美容に関する知識もないから、できる行動なんて薬局で売ってる除毛クリームや脱色クリームを買うことくらい。すね毛は女子も大丈夫かもしれないけど、フットボ◯ルアワーの岩◯さんみたいに胸毛が濃いときっと女子は生理的に無理と感じる……そんな風に悪いほう悪いほうに考えて、どんどん自信をなくしてしまうんです。

 

「猿男」という、村上春樹の小説に出てきそうなペンネームが、さらに哀愁を醸し出しているような気がしました。だって、俺達はそんな異性に囲まれた日々なんて送れていないんですから……。

 

限られたお金の中でどんな脱毛器を買おうかという彼の悩みもよーくわかりました。今でこそ自分は脱毛に関する知識が、女子顔負けなくらいに豊富になりましたが、それは色んな試行錯誤あってこそ。彼がどの家庭用脱毛器を買おうか悩むのも無理のないことです。

 

ああ、なんとかしてこの青年を救ってあげたい。俺と同じ悩みから解放してあげたい。そう思った俺は彼にこんな返信をすることにしました。

アラサー男子続編第1話-2_5
「猿男さま

 

はじめまして。スベ男チャンネル運営のスベ男と申します。メールありがとうございました。

 

猿男さまの苦悩の数々、かつての自分のようで涙なしには読めませんでした。と同時に、このチャンネルは猿男さまのような方に届けばいいと思い開設したものなので、届いたことを心から嬉しく思います。

 

さて、結論から申しますと貴兄に合う家庭用脱毛器は、正直使ってみないとわからないところがあります。脱毛や抑毛か、肌の強さ、使う部位、目指す毛具合など、さまざまな観点から考える必要があるからです。だから、申し訳ありませんが『これで間違いない!』という情報は与えられません。

 

しかし、私の家には趣味と実益を兼ねて何種類もの家庭用脱毛器があります。もしよろしければ、実際に試してみませんか? そして、もし可能であれば動画に出演し、その変身していく過程をコンテンツにしてみませんか?

 

もし登場していただけるなら、こちらからその代金を要求することもありません。お互いにとってウィン・ウィンだと思うのですが、いかがでしょうか…?

 

ご検討、よろしくお願い致します。

 

スベ男チャンネル運営者 スベ男こと鈴木直樹」

 

メールを送って数分後、鼻息の荒い返信が来て、俺たちはその週末、広尾のカフェで会うことになりました。こうして、俺は猿男くんをスベ男チャンネルに登場させ、被験者としてその変身姿を配信していくことになったのです……。でもまさか、あんな展開が待っているとは夢にも思いませんでした。

※※※

剛毛に悩む青年にかつての自分の姿を重ね、応援していくことを決めた直樹。「脱毛系YouTuber」に変身し、自らの使命を果たそうとする姿に一切の迷いはない。

 

そして、気になるのは謎の青年・猿男。「人間よりゴリラに近い」と自虐する彼だが、実際のところどれくらいもじゃもじゃなのか? 次回、スベ男と猿男が運命の対面を果たす。

 
続く
 
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