「ES-ST2T」と「ES-ST2S」は、お風呂剃りも可能な「ラムダッシュ」の3枚刃タイプ。
そんな、両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係です。
- ES-ST2T:2021年9月発売
- ES-ST2S:2020年7月発売
新モデル「ES-ST2T」へのモデルチェンジで変更のあった部分は次の2点。
- 持ち手のグリップ部分が抗菌仕様に
- カラーバリエーションの変更
当記事では、上で挙げた2つの違いを詳しく解説します。
さらに、現時点の両モデルの価格を比べることで、機能面と価格面の両面から、今どちらのモデルがコスパが高くお買い得なのかを検証します。
ES-ST2TとES-ST2Sの違い
冒頭に書いたとおり「ES-ST2T」と「ES-ST2S」の違いは次の2つです。
- 抗菌仕様の違い
- カラーバリエーションの違い
順番にそれぞれの違いの詳細を解説していきます。
抗菌仕様の違い
新モデル「ES-ST2T」では、手で握るグリップ部分が抗菌仕様となりました。
モデル | 抗菌グリップ |
---|---|
ES-ST2T(新) | ○ |
ES-ST2S(旧) | × |
抗菌とは、付着した細菌が増殖することを抑制する効果。菌を減らすような効果はないものの、衛生的な状態をキープできる嬉しい改良です。
シェーバーの衛生状態が気になる方は、新モデル「ES-ST2T」が適しているでしょう。
反対に「抗菌はどっちでもいい」という方は、価格優先で安いモデルを選ぶのが正解です。
カラー展開の違い
どちらが優れるという優劣の話ではありませんが、新旧モデルでカラーバリエーションが一部異なります。
モデル | カラー |
---|---|
ES-ST2T(新) | 白(W) 青(A) 黒(K) |
ES-ST2S(旧) | 白(W) 赤(R) 黒(K) |
両モデルとも3つのカラーから選択可能。白と黒は共通ですが、新モデルには青色の選択肢が、旧モデルには赤色の選択肢があります。
なお、上表の色のとなりのアルファベットはカラー記号。型番の末尾にくっつくことで本体カラーを表します。
例えば、「ES-ST2T-A」であれば新モデルの青色、「ES-ST2S-R」であれば旧モデルの赤色です。
イメージを掴めるように、両モデルのカラー展開を写真でも比較をしておきましょう。
まずは、新モデル「ES-ST2T」のカラー3色。

続いて、旧モデル「ES-ST2S」のカラー3色。

カラーに関しては好みの問題なので、優劣はありませんが、こだわりがある場合は、選ぶ際のポイントとなります。
ES-ST2TとES-ST2Sの価格を比較
ここまで「ES-ST2T」と「ES-ST2S」の機能的な違いについて解説しましたが、ここからは両モデルの価格の違いについて紹介します。
新旧比較において、機能面では抗菌グリップの点で新モデルの方が優れていますが、現時点の価格はどちらが安いのでしょうか。
家電は発売後、徐々に安くなっていくことが多いので、各モデルの現時点の価格がどれくらいかチェックしてみましょう。
ES-ST2Tの価格
2021年9月に発売された新モデル「ES-ST2T」の発売時価格は、1万円前後でした。
じわじわ価格を下げ、2022年以降は安いもので8千円程度を推移しています。
旧モデルを参考にすると、後少しだけ安くなる可能性もありますが、新旧比較においては旧モデルと競る価格帯となっており、充分選択肢となりえる段階かと思います。
8千円~1万円程度
ES-ST2Sの価格
一方、2020年7月に発売された旧モデル「ES-ST2S」の発売時価格は。新モデルと同じ約1万円。
その後、2021年は6~8千円程度を推移しており、価格的にかなり安くておすすめでした。
しかし、2021年秋以降はわずかに値上がり傾向にあり、新モデルと同程度の価格帯となってしまい価格優位性が失われ選択肢として微妙に。
ネット価格は日々変動するので価格にこだわるなら比較は必須ですが、価格が同程度であれば、抗菌性の優れている新モデルの方がおすすめです。
8千円~1万円程度
【結論】おすすめは?
個人的な結論としては、現時点のおすすめは新モデル「ES-ST2T」です。
理由は、抗菌の点で旧モデルより優れていることと、価格差がほぼないためです。
以上、「ES-ST2T」と「ES-ST2S」の違いの解説でした。