「ES-ST8T」と「ES-ST8S」は、パナソニックの電気シェーバー「ラムダッシュ」の3枚刃モデル。
お風呂剃りも可能で便利なタイプですが、両モデルは発売年の異なる新旧モデルの関係です。
- ES-ST8T:2021年9月発売
- ES-ST8S:2020年7月発売
新モデル「ES-ST8T」で変更となった箇所は次の2つです。
- グリップ部分が抗菌仕様になった
- カラー展開の変更
当記事では、上で挙げた2つの違いの詳細を解説します。
加えて、現時点の両モデルの価格を比べることで、機能面と価格面の両面から、今どちらのモデルがコスパが高くお買い得なのかを検証するので、比較の参考になれば幸いです。
ES-ST8TとES-ST8Sの違い
先に書いたとおり、「ES-ST8T」と「ES-ST8S」の機能的な違いは次の2つです。
- 抗菌仕様の違い
- カラー展開の違い
以降では、順番に各機能の違いの詳細を解説していきます。
抗菌仕様の違い
新モデル「ES-ST8T」は、持ち手のグリップ部分が前面・背面とも抗菌仕様となりました。
モデル | 抗菌グリップ |
---|---|
ES-ST8T(新) | ○ |
ES-ST8S(旧) | × |
抗菌とは、付着した細菌が増殖することを抑制する効果。菌を減らすような効果はないものの、衛生的な状態をキープできる嬉しい改良です。
シェーバーの衛生状態が気になる方は、新モデル「ES-ST8T」が適しているでしょう。
カラー展開の違い
新旧モデルでカラー展開が次のとおり異なります。
モデル | カラー |
---|---|
ES-ST8T(新) | 青(A) シルバー(S) |
ES-ST8S(旧) | 青(A) ゴールド(N) |
なお、上表の色のとなりのアルファベットはカラー記号で、型番の末尾にくっつくことで本体カラーを表します。
例えば、「ES-ST8T-A」であれば新モデルの青色、「ES-ST8S-N」であれば旧モデルのゴールドです。
イメージを掴めるように、両モデルのカラー展開を写真でも比較をしておきましょう。
まずは、新モデル「ES-ST8T」のカラー。

続いて、旧モデル「ES-ST8S」のカラー。

カラーに関しては好みの問題なので、優劣はありませんが、カラーにこだわりがある場合は、選ぶ際のポイントとなります。
ES-ST8TとES-ST8Sの価格を比較
ここまで「ES-ST8T」と「ES-ST8S」の機能的な違いについて解説しましたが、ここからは両モデルの価格の違いについて紹介します。
新旧比較において、機能面では抗菌グリップの点で新モデルの方が優れていますが、現時点の価格はどちらが安いのでしょうか。各モデルの現時点の価格をチェックしてみましょう。
ES-ST8Tの価格
2021年9月に発売された新モデル「ES-ST8T」の発売時価格は、1万円台の後半でした。
その後、少しずつ価格を下げ、2021年の年末あたりからは1万円台の中盤を推移して現在に至ります。
次に詳しく紹介する旧モデルとは価格が競ることも多い状態で、同程度の価格であれば、抗菌の点で優れている新モデル「ES-ST8T」の一択です。
1万円台の中盤
ES-ST8Sの価格
一方、2020年7月に発売された旧モデル「ES-ST8S」の発売時価格は、新モデル同様に1万円台の後半からのスタート。
2021年に入ってからは、底値圏となる1万円台の前半を推移しており、価格的におすすめな状態が続いていましたが、2022年に入ってからは少し値上がり傾向が見られます。
とはいえ、依然価格は安く、1万円台の前半~1万円台の中盤あたりを推移。新モデルよりも安い場合を見かけることもあるので、抗菌仕様よりも価格優先の場合は選択肢となります。
ネット上の最低価格は日々変動するので、ぜひ価格チェックしてみてくださいね。
1万円台の前半~中盤
【結論】おすすめは?
個人的な結論としては、現時点のおすすめは新モデル「ES-ST8T」です。
理由は、抗菌の点で旧モデルより優れていることと、価格差がほぼないためです。
稀に旧モデルの方が安いこともありますが、大した価格差ではないので、それならば新モデル推しというのが個人的な考えです。
ただし、見方を変えると、進化した点は抗菌仕様のみなので、抗菌仕様に価値を感じない場合は、価格優先で旧モデルの安いモデルを探してるみるのもありでしょう。
自身が価値を感じる部分について考えて、ぜひ自分にとって最適なモデルを選んでみてください。
以上、「ES-ST8T」と「ES-ST8S」の違いの解説でした。